らくらくホンに関する情報意見交換会のご案内

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NPO法人神奈川県視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク(略称View-Net神奈川)は、2010年2月12日(土)午後12時30分から4時45分まで、下記の通り、横浜市西区保健福祉活動拠点(多目的研修室)において、「らくらくホンに関する情報意見交換会」を開催致します。

View-Net神奈川理事長(http://www.view-net.org/)
新城直(スナオ)

私達View-Net神奈川は、視覚障害者を含めて誰もが使える携帯電話にするため、2001年より本情報意見交換会を毎年実施してきました。

携帯電話は、技術の発展と共にますます進化しています。私達、視覚障害ユーザーにとって大切なことは、初心者からパワーユーザーそして、全盲者や弱視者などが互いに相手の違いを理解し合い、共に使いやすくするための知恵を出し合い、有効に操作するためのノウハウや経験を関係企業に提供することです。また、それらを更なる携帯電話の開発に生かすことで、「誰にでも使い易い携帯電話」にしていくことが重要だと考えています。

このことは、私達視覚障害者に高い技術を備えた製品を安価で使えるようにし、社会の持つバリアを取り除き、視覚障害者の社会参加をあらゆる面で進めることになります。

そして、社会全体としてのユニバーサルデザイン化を推進し、ひいては、すべての人が安心して暮らすことができ、その持てる能力を最大限に発揮できる社会、すなわちユニバーサル社会の形成に少なからず貢献できるものと確信しているところです。

こうした背景・目的のもと、今年度は、第1部では、さらに新たな段階に入ったらくらくホン7の電話教室を実施することです。更に、第2部では、アンケート調査結果の報告の後、今年は今後の携帯電話の可能性や課題などについてメーカーの担当者を含めて会場の皆様でより深い意見交換を実施できるよう考えてみました。

以上のような経緯と趣旨をご理解いただき、一人でも多くの方々のご参加をいただきたくお願いし、ご案内申し上げます。

なお、上記の趣旨に賛同される方であれば誰でも自由に参加できますし、事前の申し込みも特に必要ありません。参加費も無料です。

もちろん、通して全てご参加いただけることが望ましいですが、第1部・第2部のいずれかだけでのご参加でもかまいません。

また、本情報意見交換会後エヌ・ティ・ティ・ドコモさんの開発者・ユニバーサルデザイン担当者を交えて懇親会(飲み会)も実施いたします。

こちらへの参加につきましてもどなたでも参加できますが、予約の都合から事前申し込みが必要となります。

ぜひこの機会にこの懇親会につきましてもご参加いただければ幸いです。

懇親会への事前申し込みは2月5日(土)までに sinjou@view-net.org までにメールにてお願いいたします(費用は4千円以内で収められるようがんばります)。
※「@」を半角に直して送信してください。

    記

主催:View-Net神奈川
日時:2011年2月12日(土)午後0時30分~4時45分
会場:横浜市西区保健福祉活動拠点 多目的研修室(JR横浜駅東口より徒歩6分)
横浜市西区高島2-7-1ファーストプレイス横浜3階
TEL:045-450-5001

この日は、2階の入口がセキュリティの関係から閉鎖されています。1階スーパー文化堂横の入口よりお入りください。

第1部 電話教室(らくらくホン7の使い方)
時間: 午後0時30分~2時30分 
講師:エヌ・ティ・ティ・ドコモ

※待ち合わせをご希望の方は、午前12時までにJR横浜駅中央南改札口(中央通路の戸塚より)にお集まりください。

第2部 らくらくホン 情報意見交換会
受付:午後2時30分~2時45分
交換会:午後2時45分~4時45分

※待ち合わせをご希望の方は、午後2時15分までにJR横浜駅中央南改札口(中央通路の戸塚より)にお集まりください。

プログラム
司会: 
1.開会に当たって
2.理事長挨拶
3.来賓のご紹介ならびにご挨拶
(NTTドコモ様・富士通様)
4.らくらくホンのアンケート調査結果報告
5.休憩
6.今後の携帯電話に対する要望
(1)視覚障害者におけるおさいふケータイの利用法の可能性と課題
(2)GPS・地図ナビソフトの視覚障害者への応用の可能性と課題
(3)QRコードの視覚障害者への応用の可能性と課題
(4)視覚障害者が利用できるバリアフリーマップの望ましい機能と可能性
(5)スマートホンの視覚障害者への応用の可能性と課題
(6)その他
7.閉会に当たって(まとめ)
※ 情報意見交換会後、懇親会を横浜駅近くのお店で行います。

以上

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