この度弊社では、音声合成・配信Webサービス「VDS(Voice Delivery Service)」のAPI(Application Program Interface)を開発いたしました。 このサービスを利用することで、Webページに独自の音声読み上げ機能を付与することが可能になります。また、技術者の皆様がGoogle Mapsなどをはじめとする他社公開APIとマッシュアップ(複数の異なるAPIやコンテンツを複合させて新しいサービスを形作ること)して、全く新しいWebアプリケーションの開発をすることも可能です。 公開時期は、8月の上旬を予定しており、無償期間を設けて、より多くの方が利用できるようにいたします。無償期間後は、月額課金を前提とした商用サイト向けの安価なサービスを現在検討中です。なお、商用サイト向けサービスを開始した後も、非商用向けには無償サービスを継続する予定でおります。
詳細は以下の通りです。
<「音声合成・配信Webサービス」APIの特徴>(特許出願済)
– 無料でAPIを利用できる –
公開予定の公式サイトで登録(無料)をしてIDを取得すれば、だれでもAPIを利用できます。このIDは、APIの利用者や使用状況を把握して、スパム行為をはじめとする不適切な行為を防ぐために使用されます。 ※非商用のみを対象。あらかじめガイドラインに同意していただく必要があります。
– Ajaxアプリケーションで音声を利用できる-
Ajax(Asynchronous Javascript And XML)を利用したWebアプリケーションに音声を利用することができます。音声を効果的に利用することで、新たなユーザ体験を提供することができます。
– JavaScriptを利用した開発環境 –
このAPIはJavascriptから利用します。既に広く利用されている技術なので、Web開発者がすぐにAPIを用いた開発に取りかかれます。また、既存のAPIやWebアプリケーションの組み合わせることが可能です。
<「音声合成・配信Webサービス」のAPIで提供される機能>
- – 任意の文字列の音声読み上げ
- – 音声種別の切り替え(男性音・女性音)
- – 読み上げ音量の調節
- – 読み上げ音声の左右バランスの調節
- – 読み上げの停止・一時停止など
詳細は、VDSホームページ をご覧ください。